部活動学生向け!アイシングってなんでやるの?方法は?

こんにちは!

 

部活をやっている人達は、運動中怪我をしたり、痛みがあると先生から「冷やせ!」

 

なんて言われたこともあるかと思います。

 

でもなんでアイシングってするのでしょうか?

 

どんな効果があるのか?

 

 

アイシングとは?

アイシングってどんな意味か?

 

アイシング=氷や水で冷やす!です!

 

リハビリ業界でいうと寒冷療法に入ります。

 

アイシングの効果

  • 炎症、疼痛の抑制
  • 痙縮(筋緊張)の減少
  • 運動の促進
  • 急性炎症に伴う浮腫(むくみ)の軽減

 

などの効果があります。

 

寒冷療法は、血行動態、神経筋、代謝過程に影響を与え治療効果を発揮する。

引用;EBM 物理療法

 

詳しくみてきます。

冷やすことで起こること

血行動態の変化

初期には皮膚に存在する血管の収縮と血流の低下が起こります。

 

しかし、長時間の冷却で血管拡張が起こり、血流の増加が起こることもあります。

 

これを寒冷誘発血管拡張といわれています。

 

この現象は長時間の冷却か、組織温度が10°以下になると起こるといわれます。

 

この血管拡張を起こしたくなければ、15分から20分以内にアイシングを中断するのがよいとされます。

 

神経筋の変化

疼痛の軽減

神経の温度の低下で神経の伝導速度が低下します。

 

痛みの神経伝導速度が低下すれば、刺激が伝わりにくくなるため、

 

疼痛の軽減がみられるかもしれません。

 

また急性外傷などでは、冷やすことで血流速度を減少させるため、

 

炎症反応を遅延し、疼痛の軽減を図れます。

 

また、膝の外側に腓骨神経というものが通っているのですが、

 

冷やしすぎると神経障害を起こす可能性があるので注意が必要です。

筋出力の変化

短時間のアイシングでは筋出力を増大させます。

 

運動中のアイスマッサージなどはよく見かけますね。

 

しかし、長時間のアイシングは血流低下を招くので、逆に筋出力は落ちます。

 

なので実際には競技の合間に利用されることが多いと思うので、

 

競技の間の実施は5分以下が推奨されます。

 

代謝の変化

冷却は、炎症や治癒すべての代謝反応速度を低下させ、

 

治癒を阻害する可能性があります。

 

利用するタイミングを気をつけなくちゃいけないですね!

 

RICE処置

有名なものにRICE処置というものがあります。

 

皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

REST;安静

ICING;冷却

COMPRESSION;圧迫

ELEVATION;挙上

 

 

つまりケガをしたら、患部を安静にし、冷却し、圧迫して高くあげる!

 

1978年にDr.Mirkinが提唱しました。

 

かなり有名です!

 

日本のスポーツ現場では当たり前のように使用されてます。

 

しかし、最近はこれを考え直す必要があるといわれています。

 

アイシングに対する最近の知見

RICEを提唱したDr.Mirkinですが、

 

最近ではこのRICEを否定する発言をしています。

 

何故かというと、、、、

 

治癒を阻害してしまうから!という理由のものが大きいようです。

 

そもそもアイシングの最新研究は少なく、信頼性があまりないです。

 

最近では、足関節捻挫後はアイシングの徹底より、

 

痛みの範囲内で荷重をかけた方が治癒が早いなどの研究もあります。

 

また、今後の研究結果によってアイシングの方法が変わるかもしれません。

 

でも、、、要は、、、

 

なんでもかんでも冷やすなよって話!

 

冷却による効果はもちろん確かにあるので、

 

疼痛の軽減と治癒を天秤にかけて、どちらを優先するかが大事だと思います。

 

実際のアイシングの方法

アイシング時間

10〜15分以上の冷却で1時間以上、疼痛を抑制するという報告もあります。

 

なのでアイシング時間は15〜20分が目安です。

 

また、皮下脂肪があるため、アイシング部位の体温が戻るのには1、2時間かかるといわれます。

 

そのため、よほどの痛みでなければ少し間を空けるといいかもです。

 

アイシングをしている実感

アイシングなどの寒冷療法では、

 

組織の温度が低下するにつれて、

 

  • 強い冷感
  • 灼熱感
  • 疼痛
  • 無痛
  • 痺れ

 

この順番で体感をするはず。

 

大体が20分程度のアイシングでは無痛や痺れを体感すると思います。

 

これは知覚神経の遮断の後に、

 

温度受容体と痛覚受容器刺激の増加でこの過程が起こるようです。

 

難しいですね笑

 

まとめ

  • 血行不全により、治癒を阻害してしまう可能性もあることも考慮(受傷後数日経ってから冷やし過ぎるのはよくない)
  • 急性期など、痛みが強い時はアイシングは効果的
  • 時間は15〜20分実施する(それ以上はしない)
  • 連続では実施せず、休息を挟む
  • 競技中のアイシングは筋出力低下を起こす可能性があるので5分以内で実施する

 

急性炎症が起こる、術後や外傷後のアイシングは効果的!

 

ただ、時間と頻度は考慮する必要があります。

 

治癒過程にあるならば、なおさら考えなくてはいけないです。

 

体重をかけられる脚のケガなら、痛みに合わせて適度に荷重してあげることも大事です。

 

 

 

それでは✌︎(‘ω’✌︎ )

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佐川 修平

佐川 修平

現役理学療法士! キヅキを与えられるセラピストになることを目標に日々奮闘中!

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