こんにちは!
先日イベントに参加してきました!
そしてこのイベント、なんと運営として私も関わっていました!

どんなイベントだったかというと、
- 医療
- 介護
- 人生
- 音楽
この4つを掛け合わせた、茨城県ではおそらく初になるイベントです!
音楽というエンタメを取り入れて、繋がりを作ったり、楽しみながら勉強をしようというコンセプトです!
当日は大盛り上がりで、満員御礼でした!ホントに最高のイベントになったと思います!
私も理学療法士の立場から、他の医療従事者の方々に向けてお話をいただく機会をいただきました。
医療従事者で腰痛に悩む方が多いので、腰痛になりやすいかどうかのチェックポイントをお話しました。
でもこれって、医療従事者だけではなく、一般の方も誰もが知っといた方がいい情報だと思います。
そこで今回は、せっかくなのでその内容を記事にしようと思います!!
目次
腰痛になりにくいかどうかのチェックポイント
腰痛になりやすい人ってどんな人なのでしょうか?
簡単には以下が挙げられます。
- 運動不足
- 肥満
- 姿勢
肥満は言わずもがな、腰だけではなく股関節や膝関節にも影響を及ぼすことで有名です。
姿勢は長時間の同一姿勢や姿勢不良により腰にストレスが掛かり腰痛を引き起こします。
立った時にお腹が前に出てしまう人や猫背の人は要注意です。
そして、運動不足です。
これは姿勢と密接に関与します。
運動をしないことにより、筋力の低下や柔軟性の低下が起こり、姿勢などの不良の原因につながり、腰痛を引き起こします。
ちなみに84%の人が一生のうちに腰痛を経験するといわれています!
そして上記に当てはまらない人も腰痛になる事ももちろんあります。
つまり、肥満じゃなくても腰痛の方もいるし、運動バリバリしててもやっぱり腰痛の方はいます。
なので数ある腰痛にならないためのポイントからかなり厳選してお伝えします!
しゃがみ込みチェック
腰痛になりにくいかどうかの判断で柔軟性の問題があります。
これを簡単に評価できる方法があります!
ズバリしゃがみ込みです!

- 両足を肩幅に広げ、つま先は前に向ける
- 頭に手をまわす
- 背筋を伸ばして、深くしゃがみ込む
やり方はかなり簡単です!
もっと難しくすると、頭に手をまわすのではなく、棒などを両手で掴んでバンザイをしたまま行いましょう!
結構大変になります!
- 大腿部が膝より下に下がらない!
- 腕の部分が開かない!
- 顔が上がらない!
これらの状態なら、ちゃんと出来ていないです!
何故しゃがみ込みが腰痛予防になるか?

この図はjoint by joint theoryを表しています。
理学療法士やトレーナー、ボディワーカー業界では有名なセオリーです。
我々人間には、骨と骨のつなぎ目に関節を持ちます。
そのそれぞれの関節は、安定性と可動性の役割を持つといわれています。
さらに図のように、安定性と可動性の役割を持つ関節が交互に存在しています。
頚椎や腰椎、膝関節は安定性を求める関節になります。
そのため、あまり過剰な動きは出さない方がいい関節になります。
そして、肩関節、胸椎、股関節、足関節は可動性を求める関節になります。
これらの関節はしっかり動きを出さないといけない関節という事になります。
このセオリーが崩れると何かしらの不調に繋がりやすくなるといわれています。
例えば、股関節が硬くなってしまうと、隣り合う膝関節や腰椎が頑張って動く事になってしまいます。
そのため、安定性を求める関節が過剰に動いてしまい、痛みを引き起こしてしまう事になります。
そしてそして、注目してもらいたいのが、
しゃがみ込みって、可動性を出したい関節の動きがしっかり出ているんです!
つまり下から、足関節、股関節、胸椎、肩関節と!
なので、簡単にいろんな関節の柔軟性をしっかりチェックする事ができます。
しゃがみ込みが出来なくなると、先ほど書いた、腰椎や膝関節に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
そのため腰痛予防のためのチェックポイントとしてしゃがみ込みができる事は大事になってくるという考えでお話をしました!
さて、ここで問題となるのが、しゃがみ込みが出来ない人はどうすればいいのかって事です!
しゃがみ込みができない人へのワーク
胸椎と肩関節の柔軟性のワーク

四つ這いで、猫の様に背中を反らします。
この時の膝は楽にしましょう。
お尻をなるべく高くあげて、ストレッチします。

腕を床に押し付けて、肩と背骨を伸ばします。
足関節の柔軟性のワーク

お尻を高く上に位置させた四つ這いをとります。
片方の膝を伸ばし、カカトを床に押し付け、ふくらはぎを伸ばします。
足踏みをする様に交互に繰り返し行います。

仰向けで、片方の足を持ち上げます。
つま先を引っ張り、ふくらはぎを伸ばします。
股関節の柔軟性のワーク

四つ這いから、後方へ重心を移動させます。
股関節の付け根を折り畳む様に、曲げていきます。

仰向けで、足首を持ち、足を持ち上げます。
もも裏を伸ばして、股関節のストレッチを行います。
ワークの流れを動画で解説してます↓
柔軟のワークの時間ですが、30秒程度を左右行い、2〜3セット行ってみましょう!
さいごに
腰痛予防のためのチェックポイントとしてお伝えしました!
あくまでも一つの考えなので、これが出来たら必ず腰痛にならないとはいえません!
何故かというと、横に倒す動き、横に開く動きや捻りの動きが入ってないからです!
カラダを横に倒す、またはひねる動作でも腰痛がある方もいるので当然です!
今後も腰痛に関する、一般向けの情報を配信していきます!

最後に、今回の「かいおんフェス」ホントに楽しかったです!
こうやってどんどん拡がって繋がっていけたらなと思います!
それでは(*´꒳`*)

佐川 修平

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