新人でも分かりやすい評価方法!!立位で出来る姿勢評価!!

こんにちは!

 

皆さんご存知の通り、姿勢観察ってすごく大切ですよね。

 

これだけでかなり多くのことが分かります。

 

今回は簡単な姿勢評価、

 

そしてそこから何が考えられるかをお伝えしたいと思います!

 

姿勢とは

姿勢(posture)という言葉は、身体の構えあるいは全身の形を表すのに用いられ、日常的には比喩的に態度や心構えを指すこともある。運動学では、頭部、体幹や四肢という体節の相対的な位置関係を”構え(attitude)”、身体の基本面が重力方向に対してどのような関係にあるのかを”体位(position)”と呼んでいる。

(参考図書①)

 

と、あります。

 

また、

 

姿勢は重力に対してバランスを取っている時の体の姿である

(参考引用;wikipedia)

 

つまり、、、

 

地球上で生きている限りは、

 

重力の影響を常に受け続けているので、

 

重力抜きに姿勢を語ることは不可能です!

 

重力に関してはこちら⬇︎

http://hitachiphysio.com/pos-ns/alignment/gravity/

 

 

さてさて、

 

姿勢評価っていろんな方法があります!

 

今回は立位姿勢での評価に限定してまとめます。

 

姿勢評価

重心線とアライメント

姿勢を保持するのには、筋活動が必要になります。

 

つまり姿勢を崩そうとしている重力の影響に抵抗しているのが、筋活動ということになります。

 

この筋活動を最小限にするには、

 

以下に示す部位を重心線に近づけた、アライメント(alignment:配列)が良いとされます。

 

理想的なアライメントは、

 

前額面

  • 後頭隆起
  • 椎骨棘突起
  • 殿裂
  • 両膝関節内側の間の中心
  • 両内果の間の中心

これらが一致したアライメントが理想!

 

または、、

 

矢状面

  • 外耳道
  • 乳様突起(耳垂のやや後方)
  • 肩峰(肩関節前方)
  • 大転子(ときにやや後方)
  • 膝関節中心のやや前方(膝蓋骨後面:膝前後径の前1/3)
  • 外果の前方(足関節のやや前方、外果の5〜6cm前方)、踵立方関節

これらが一致したアライメントが理想!

 

 

これから逸脱すればその分、筋活動が増えていきます。

 

ランドマーク評価

ランドマークとは目印という意味。

 

触診の際によく触りやすい部位はランドマークと言いますよね?

 

それを指標にした評価方法です。

 

例えば、

 

左右の肩峰、腸骨稜、腓骨頭、外果

 

これらを結んだ線の高さで、

 

アライメントを確認する方法です。

 

例えば、骨盤挙上の左右差をみたりとか、、、、

 

 

また、水平面、つまり回旋の動きも一緒にみることもできます。

 

どちらが、前方回旋、後方回旋しているかを評価することができます。

 

この水平面の評価は新人の内、すっぽ抜けることが多いような気がします。

 

私がそうだったからーー!笑

 

三次元で捉えないといけないわけです。

 

 

前屈評価

立位でできる評価としては前屈評価があります。

 

前屈評価は矢状面と前額面とで診るポイントが変化します。

 

基本的には前屈動作をした際の、

 

代償動作から姿勢を評価するっていうことです。

 

矢状面

前屈運動を横から観察します。

 

どこで前屈動作を遂行しているかを診ることが大事になります。

 

前屈した際に、

 

腰椎を強く屈曲させているか、

 

胸椎を強く屈曲させているか、

 

もしくは下腿後面筋のタイトネスで重心が後方へ移動していないか、

 

そしてそれを代償するのに膝を過伸展させていないか、

 

などなど

 

前額面

前屈運動を後方から観察します。

 

よく側弯症の方に対しての評価方法としてあります。

 

胸椎隆起、そしてそれに伴う腰椎隆起を観察します。

 

胸椎隆起側では胸椎の回旋は大きい傾向にあります。(参考図書2)

 

また、骨盤を触診することによって、

 

骨盤アライメントの評価や下肢タイトネスの把握もできます。

 

両PSISを把持しながら前屈をしてもらい、

 

PSISの上前方向への移動が遅れる側は股関節屈曲制限が考えられます。(参考図書3)

 

脊柱弯曲による姿勢分類

立位姿勢の脊柱弯曲の違いによる分類もあります。

 

筋バランスがわかるので、すごく良いです。

 

(引用図4;マッスルインバランスの考え方による腰痛症の評価と治療)

前弯型(lordosis)

 

  • 骨盤前傾と腰椎前弯の増強、膝関節の過進展、足関節の軽度底屈のアライメント
  • 胸腰部脊柱起立筋、股関節屈筋群、梨状筋の過緊張
  • 腹筋群、腰仙部脊柱起立筋、大殿筋、ハムストリングスの弱化

 

 

後弯・前弯型(kypholordosis)

 

  • 頭部前方姿勢、肩甲骨外転、胸椎後弯、腰椎前弯の増強、骨盤前傾、股関節屈曲、膝過伸展のアライメント
  • 後頭下筋群、斜角筋、肩甲挙筋、股関節屈筋群の過緊張
  • もし肩甲帯が外転していれば、前鋸筋、大胸筋、小胸筋、僧帽筋上部線維の過緊張
  • 頚部深部屈筋群、胸腰椎部脊柱起立筋、外腹斜筋の弱化
  • もし肩甲帯が外転していれば、僧帽筋中部線維と下部線維の弱化

 

※kyphosis;後弯、  lordosis;前弯

つまりkypholordosisとは後弯と前弯が混在しているということ!

 

扁平型(flat back)

 

  • 頭部前方姿勢、胸椎上部後弯、胸椎下部平坦、骨盤後傾と腰椎前弯減少、股関節・膝関節の過伸展傾向、足関節軽度底屈位のアライメント
  • ハムストリングス、腹筋群の過緊張
  • 脊柱起立筋、腸骨筋の弱化

 

スウェイバック(sway back)

 

  • 胸椎後弯、腰椎平坦、股関節は重心線の前方、骨盤はニュートラルか後傾、股関節・膝関節の過伸展のアライメント
  • ハムストリングス、内腹斜筋の過緊張、大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の短縮
  • 頚部深部屈筋群、外腹斜筋、脊柱起立筋、大殿筋、大腿四頭筋広筋群の弱化

 

 

 

立位姿勢だけでもこれだけのことが分かります!

 

参考にしてください!

 

それでは( ^∀^)

 

 

参考文献・参考図書・引用図

  1. 基礎運動学
  2. シュロス法による側弯症治療
  3. 結果の出せる整形外科理学療法
  4. マッスルインバランスの考え方による腰痛症の評価と治療
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佐川 修平

佐川 修平

現役理学療法士! キヅキを与えられるセラピストになることを目標に日々奮闘中!

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