足部アライメントの評価方法!!

こんにちは!

 

今回は、足部アライメントの評価についてまとめます。

 

距骨下関節アライメント評価方法

 

LHA(leg heel angle)

一番有名ですね。

 

評価方法は、

 

足の第2趾尖を正面に、左右足を平行(踵部間を20cm程度開ける)にして立ち、

 

膝窩中央から踵骨上縁を結ぶ線を3等分した下1/3と、

 

アキレス腱中央を結ぶ線と踵骨中央から結んだ線のなす角度を測定します。

 

距骨下関節中間位の評価方法

距骨下関節中間位を評価することで、

 

普段の距骨下関節の肢位がわかるので

 

距骨下関節アライメントを把握するにはおすすめです。

 

  1. 距骨頭の触診
  2. 可動域
  3. 外果上下のカーブの観察
  4. 足根洞上の皮膚観察

 

詳しくみてきます。

 

1.距骨頭の触診

第4、5中足骨頭を片手で把持して、もう一方の手の母指と示指で距骨頭の内外側をつまむ。

 

足部の回内、回外を全可動域にわたって反復した際、

 

距骨頭の内外側のエッジが均等に触れる肢位を距骨下関節中間位とする。

 

2.可動域

距骨に対して踵骨を全可動域にわたって回内、回外させた際、

 

踵骨がその運動アーチの頂点に位置した肢位を中間位とする。

 

または、

踵骨を全可動域にわたって動かし、

 

総可動域を回内:回外=1:2に分かつ肢位を中間位とします。

 

3.外果上下のカーブの観察

足部後方から外果上下のカーブの形状を観察する。

 

外果上部のカーブが大きければ距骨下関節回外位

 

外果下部のカーブが大きければ距骨下関節回内位と判断する。

 

2つのカーブが同等なら中間位に近いということ。

 

4.足根洞上の皮膚観察

足根洞上の皮膚を観察します。

 

距骨下関節回内位であれば、皮膚にしわが寄り

 

距骨下関節回外位であれば、皮膚は伸長される。

 

なので、しわが寄らない、伸長されないところが

 

結果的に中間位となります。

 

前足部アライメント評価方法

前足部内、外転の度合いを、足部後方より観察する方法があります。

 

後方よりみて、内外側のつま先が同等に見えれば中間位

 

外側に比べ内側のつま先がはっきり見えれば前足部内転

 

内側に比べ外側のつま先がはっきり見えれば前足部外転

 

となります。

 

外側の足趾が多く見えるといいう評価では、

 

too many toes signとも言います。

 

他には、足部外側縁の形状を、足部上方から観察する方法もあります。

 

足部外側縁が外側に凸状であれば前足部内転

 

足部外側縁が内側に凸状であれば前足部外転

 

となります。

 

 

内側縦アーチ評価方法

アーチ高

 

アーチ高は足長の半分の地点での足背までの高さを指します。

 

※足長(foot length:FL):踵骨後縁から第1趾先端

 

アーチ高比

アーチ高を切頂足長で除した値になります。

 

アーチ高だけでいいじゃんと思いがちですが、

 

外反母趾などの中足趾節関節より遠位の、

 

アライメント不良の影響を少なくできます。

 

※切頂足長(truncated foot length:TFL);踵骨後縁から第1中足趾節関節中心

 

 

これらのアーチ高とアーチ高比のいずれも高いと、

 

足部アーチが高いと判断します。

 

アーチの高さに関しては、

 

舟状骨の高さで測定したりすることもありますが、

 

上記方法と信頼性が同等かもしくは低いので、

 

やはり上記方法で測定した方がいいかもです。

 

Navicular drop test

この評価でわかることは、

 

内側縦アーチの保持が不十分であることによる距骨下関節の過度な回内の示唆、

 

また、踵骨に対する距骨の底屈の度合いをみれるとの報告もあるようです。

 

このテストはNCSPからRCSPまでの舟状骨の変位量を測定します。

 

※NCSP(neutral calcaneal stance position):立位における距骨下関節中間位

※RCSP(resting calcaneal stance position):安静立位時の距骨下関節アライメント

 

このテストは舟状骨の上下の変位量を測定するのですが、

 

内外の動きを測定する、Navicular drift testというものもあります。

 

さいごに

足部アライメントの評価方法は、

 

実際は確立されたものがなく、

 

信頼性に乏しいものが多いです。

 

一つだけの評価だけではなく、複数組み合わせる必要があると思います。

 

あとは外反母趾などに関連する、

 

内側縦アーチの評価はかなり多いのですが、

 

横アーチや外側縦アーチなどの評価方法がないのが現状となっています。

 

今後の研究による発展に期待です。

 

それでは✌︎(‘ω’)✌︎

 

 

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佐川 修平

佐川 修平

現役理学療法士! キヅキを与えられるセラピストになることを目標に日々奮闘中!

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