医療従事者向け!多角的な視点から距骨下関節を評価する!

こんにちは!

 

 

歩行などを変化させたい時、

 

足部から介入することがあると思います。

 

特に距骨下関節は立脚期前半に大きく影響を及ぼし、

 

種々の疾患と関係があり重要性が高いです。

 

距骨下関節を誘導するにはインソールやパッドを貼り付けて誘導します。

 

誘導方向を決めるのに主に用いるのはテーピングです。

 

距骨下関節の変化は疼痛や歩行がかなり変化するので誘導方向が決めやすいのですが、

 

中には誘導方向で迷う場合があります。

 

距骨下関節だけではないのですが、多角的な視点から正解を求めることが正解だと思います。

 

なので今回はテーピングやパッド以外の、距骨下関節の評価を紹介します。

 

距骨下関節の基礎知識

距骨下関節は前・中・後の距踵関節からなります。

 

距骨下関節の運動軸は身体の三平面に角度を有する三平面軸で、内がえし・外がえし運動を行う。

臨床的にはこの三平面運動を捉えることは困難なため、前額面運動に置き換えて使用されてもよいとされ、

すなわち回外回内である。

引用;結果の出せる整形外科理学療法

 

ちなみに、

 

  • 内がえし→回外、内転、底屈の複合運動
  • 外がえし→回内、外転、背屈の複合運動

 

となっています。

 

しかし、上記のように臨床上では、

 

前額面の運動を表す、回外と回内を用いることが基本になります。

 

荷重下での下腿回旋と距骨下関節の関係

 

当たり前ですが、関与します。

 

例えば、下腿の外旋が強い膝OAの方などは足部から誘導する際には重要になります。

ちなみに、これは荷重下での話です。

 

距骨下関節と歩行の関係

主に距骨下関節が歩行に影響を与える時期は立脚初期から立脚中期前半になります。

 

 

下位分節から影響を受けるので、相対的に連鎖がおこります。

 

この相対的にってのが肝です!

 

上記は立脚前半を表していますが、ここを操作することによって、

 

立脚後半も変化が出ます。

 

詳しく見ると、他にも身体動作の変化がおこります。

 

回外誘導による身体動作の変化

  • 立脚中期前半での膝関節外旋、股関節内旋
  • 接地期での体重の早期移動→つまり立脚後期が長くなる
  • 足関節底屈誘導
  • 脛腓関節の離開の制動
  • 第1列の可動域減少

回内誘導による身体動作の変化

  • 立脚中期前半での膝関節内旋、股関節外旋
  • 接地期での体重の前方移動の遅延→つまり立脚前期が長くなる
  • 足関節背屈誘導
  • 脛腓関節の離開
  • 第1列の可動域増大

参考引用;入谷式足底版

 

あとはもっと色々関係します。

 

例えば、回内は骨盤後傾誘導したりなどなど、、、

 

脊柱まで影響を及ぼします。

 

多角的な距骨下関節の評価

アライメント評価

詳しくはこちら↓

足部アライメントの評価方法!!

 

だけど、アライメント評価と実際の歩行や荷重をした時で

 

一致しない場合もあります。

 

基本、人間は動くので、動作時の評価も大事です。

 

一致しないのも何か原因があるので、

 

治療の際に突き詰める必要があれば、考えていきます。

 

徒手誘導

 

固有筋収縮

この徒手誘導と固有筋収縮を行い、歩行時の歩き易さや疼痛の変化などで、

 

距骨下関節を決定していきます。

 

ちなみに距骨下関節の誘導は、前後の荷重方向も決定させます。

 

荷重方向の決定は、その方向に誘導した方が身体動作を行うのに適した方向と考えます。

 

回外は前方、回内は後方への荷重方向を示唆します。

 

さいごに

テーピングやパッドで評価するのはいいことなのですが、

 

限定された評価では行き詰ることもあります。

 

他の評価方法を知っておくと、以外と役立ちます。

 

あとは、どの評価が一番反応が良いかっていうのも大事ですよね。

 

それによってアプローチの方法や優先順位が変わったりします。

 

それでは(*’▽’*)

 

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佐川 修平

佐川 修平

現役理学療法士! キヅキを与えられるセラピストになることを目標に日々奮闘中!

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