新人理学療法士、学生向け!歩行分析ってどこをみればいい!?簡単なポイントを解説!

こんにちは!

 

今回は歩行分析について解説していきたいと思います!

 

新人理学療法士や学生の方達は歩行分析ってよく勉強したりするし、歩行分析が出来ることに憧れもしますよね。

 

単純に歩行分析で病態が分かるってなると、めっちゃかっこいいですもんね。

 

僕もグラインダーを用いてインソールを作成したり、一般向けにパッドを使ったインソール教室などを開いたりしてるので、ある程度は分かるつもりでいます。

 

ですが、歩行分析って簡単そうに見えて奥深いと思ってます。

 

難しいです。

 

歩行分析でどこを見ればいいのか?

 

新人や学生さんはよく悩むところです。

 

ということで今回は「ここだけおさえとくポイント」をお伝えしたいと思います。

 

あと、将来的に歩行分析は僕たち理学療法士がしなくてもよくなると思ってます笑

 

おそらく10年後にはしなくてもよくなるぐらいにはなってるかと、

 

というか、なっててほしいです笑

 

でもしばらくは、歩行分析は僕らの仕事で重要な事に含まれると思います。

 

では、解説していきます!

 

一般的な歩行分析のポイント

まずは、基礎的な部分から抑えていきます。

 

教科書的にはこうです。

  • 動きに流動性があるか?
  • 動きにリズムがあるか?
  • 足の上に体重がしっかりとのっているか?
  • 身体が直線的に進行しているか?
  • 蹴り足は左右どちらか?
  • 遊脚相での弛緩はあるか?
  • 一側の立脚相から反対側への荷重転換の遅れはないか?
  • 身体の左右への過度な移動はないか?
  • 身体の前後への過度な移動はないか?
  • 身体の左右の回旋に非対称が認められるか?

参考図書;結果の出せる整形外科理学療法

 

たくさんチェック項目がありますが、歩行分析にはどれも重要なものです。

 

ちなみに「蹴り足は左右どちらか?」というのはどういう事なのでしょうか。

 

蹴り出し脚と踏み出し脚

人間のカラダっていうのは、当たり前ですが左右差があります。

 

この左右差が大きくなればなるほど、何か痛みなどの悪い症状を引き起こしやすいのは理解できます。

 

なので歩行も同じように左右差があります。

 

それが蹴り出し脚踏み出し脚です。

 

捉え方が難しいですが、

 

蹴り出し脚は、「歩行時に立脚後期が長い脚」

 

踏み出し脚は、「歩行時の遊脚期から接地までが長い脚」

 

という風に自分では臨床上捉えています。

 

蹴り出し脚側は以下の動きが優位になります。

  • 肩甲骨の前方回旋
  • 骨盤の後方回旋
  • 股関節の伸展・内旋
  • 膝関節の伸展・外旋
  • 足関節底屈
  • 足部回内

 

そのため、踏み出し脚は蹴り出し脚と逆の動きが優位になりやすいです。

 

ですが、必ずそうなるとは限りませんのでご注意を。

 

蹴り出し脚の優位動作をみて分かるとおり、股関節伸展、足部回内をして、立脚後期が長くなるため、より重心が内方に偏位しやすくなるのがわかります。

 

そのため、反対脚の立脚初期の際にはより重心は外方偏位しやすくなります。

 

これは変形性膝関節症、特にスラストが出現する人は踏み出し脚で多いという意見と一致します。

 

治療介入もこの左右差を観察し、原因部位を探していきます。

 

同じ事をいうようですが、この通りにいかない場合もたくさんあるのであくまで一つの考え方です。

 

とまぁ、色々書きましたが、

 

最初に書いた通り、歩行分析はいろんな要素があるので何を見ていいかわからないと思ってしまいがちです。

 

特に新人や学生さんですね。

 

それでは私的に、「ここだけおさえとくポイント」を紹介します!

 

ここだけおさえておく歩行分析のポイント

新人さんや学生さんは、

 

歩行分析をするってなった時はまずここを見とけばわかりやすいっていうポイントです!

 

私的におさえとくポイントは、

  • 腕の振り
  • しっかり前に進めているか
  • 立脚期の時間

 

まずはこんな感じでざっくり見るといいと思います。

 

これだけ見ればなんとなく特徴が掴めるんじゃないかと思います。

 

さらに上から順番に見てくのがわかりやすいかと。

 

まず腕の振りに関しては、しっかり荷重できていないと腕の振りはできなくなります。

 

その際は、後の二つの項目に問題があるはずです。もし問題がなければ、上肢周囲の問題になるかと思います。

 

しっかり前に進めているかに関しては、前に進めていなければ横にぶれるわけですから、見えやすいと思います。

 

前に進めていない原因はいっぱいありますが、

  • 立脚後期が作れてない(アーチ低下や足趾筋力の問題)
  • そもそも片脚立位でアライメント不良がある(筋力低下など)
  • 上半身質量中心の問題(つまり上半身または頚部の硬さ、上肢の可動域制限など)

 

この辺が当てはまることが多いと思います。

 

立脚期の時間は、ちゃんと踏めているかどうかをみて、それの左右差を確認していきます。

 

大体、立脚期が長ければ、蹴り出し脚になることが多いです。

 

かなり私的な観点からの話になってしまってますが、このぐらいザックリと最初はみた方がいいのではないかと思います。

 

このぐらいザックリしてれば、

 

  • 腕の振りが出てる
  • 前に進めてる
  • 立脚時間が伸びてる

 

と、介入後の評価もしやすいし、患者さんにも説明しやすい、実感してもらいやすいんですよね。

 

もちろん教科書通りのポイントは大事ですが、新人や学生さんは一気に観察するのは難しいと思います。

 

まずはこういった見方から入った方がわかりやすいのではと思います。

 

歩行分析って改めて難しいです。

 

歩行分析はどうしてもエビデンスをベースにして話せないし、主観が強くなってしまうので、記事にしたくない分野ですね笑

 

それでは(*´꒳`*)

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佐川 修平

佐川 修平

整形分野で働く現役理学療法士。 カラダに対するキヅキを与えられるセラピストになるのが目標。ブログの他にも、一般向けにセミナーやイベントなどを通じて情報発信中。

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