理学療法士新人、学生向け!これだけは知っておいた方がいい!高位脛骨骨切り術について!

こんにちは!

 

今回は変形性膝関節に対しての手術の高位脛骨骨切り術(high tibial osteotomy;以下HTO)について書いていきます!

 

人工関節や関節鏡ほどは馴染みがあまりないと思いますが、、、

 

最近は人工骨の発達などで、多くなってきているとも聞きます!

 

それでは詳しくみていきます!

 

HTOについて

適応

内側型変形性膝関節症、もしくは骨壊死で健常な外側関節面であることが重要である。膝蓋大腿関節の関節症変化は中等度見られてもよい。

参考引用;OSnow膝・足関節および足趾の骨切り術

 

ちなみに主にHTOは外側楔状閉鎖型骨切り法(クローズド・ウェッジ法)と内側楔状開大型骨切り法(オープン・ウェッジ法)に分かれます。

 

適応としては

  • クローズド・ウェッジ法;内反変形はFTAで190°以下(200°以下と言っているものもある)、屈曲拘縮は約20°
  • オープン・ウェッジ法;内反変形はFTAで185°以下、屈曲拘縮は約15°

 

となっています。

 

適応範囲を図で表すとこんな感じになります。

引用図;OS now膝・足関節および足趾の骨切り術

 

他にも、クローズドとオープンのいいとこ取りのハイブリッド型や外側面の変形性膝関節症の方には大腿骨遠位骨切り術(DFO)というものもあります。

 

クローズド・ウェッジ法

基本、どちらの手術も脛骨の骨を切り取ります。

 

このクローズド・ウェッジ法は、脛骨の外側を切除して内反変形を強制します。

 

流れとしてはまず、腓骨を切ります!自分も初めて聞いた時は衝撃でした笑

 

その後、脛骨の骨切りを行い、スクリューで固定します。

 

この脛骨の骨切りを楔状に行うのですが、切ったところを埋めるように合わせて、変形を強制します!

 

名前の通り、閉鎖型(クローズド)ですね。

 

皮切(皮膚切開)は2つになります。

 

引用図;OS now膝・足関節および足趾の骨切り術

 

腓骨の切開からはヒラメ筋や腓骨筋、脛骨の切開は腸脛靭帯や前脛骨筋なども関与してくるので、術後はしっかりとチェックする必要があります。

 

オープン・ウェッジ法

オープンは脛骨の骨切りが外側ではなく、内側になります!

 

開大型(オープン)なので、広げます!切り口に人工骨を新たに埋め込んで、強制を掛けるといったところでしょうか。

 

引用図;OS now膝・足関節および足趾の骨切り術

 

皮切は1つになります。

 

切開は薄筋などの付着部付近となるので、術後は癒着などにも注意が必要。

 

最近では人工骨がより良く進歩しているため、オープン・ウェッジの手術が多くなっているようです。

 

術後の理学療法は部分荷重から開始し、徐々に全荷重という流れです。クローズド・ウェッジよりは術後の流れは早くなります。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

 

クローズドとオープンでは皮切も変わるため、Drにはしっかりと確認しなくてはいけませんね。

 

簡単にまとめると、

 

図左がクローズド、右がオープン

引用図;OS now膝・足関節および足趾の骨切り術

 

クローズド・ウェッジ;外側から強制、皮切は2つ、腓骨切除

オープン・ウェッジ;内側から強制、皮切は1つ、荷重はクローズドより早め

 

といったところでしょうか。

 

ご参考までにどうぞ!

 

それではー♪(´ε` )

 

参考・引用図書

  1. OS now膝・足関節および足趾の骨切り術
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佐川 修平

佐川 修平

現役理学療法士! キヅキを与えられるセラピストになることを目標に日々奮闘中!

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