足部アーチの評価!タイプを見分けて介入しよう!

こんにちは!

 

皆さんは足部疾患に対して介入する際はどのように評価をして、介入していきますか?

 

MMT?ROM?歩行観察?触診?

 

もちろん問診などは当たり前ですが、

 

今回は少しアライメントに目を向けてみましょう!

 

足部アライメントをパターン分けすると、介入の際にすごく便利なんです!

 

足部アライメントの簡単な評価方法

足部アーチは皆さんご存知の通り、

  • 内側縦アーチ
  • 横アーチ
  • 外側縦アーチ

 

3つに分かれますが、

 

主にこれらのアーチは、

  • 距骨下関節
  • Chopart関節
  • Lisfranc関節

 

それぞれの関節のアライメントの組み合わせによって形成されます。

 

つまり、これらの関節によって、扁平足やハイアーチなどの足が決まってきます。

 

なので、まずはしっかりこれらの関節のアライメント評価ができることが大事になってきます。

 

距骨下関節の評価

Leg-heel alignment

  • 足の第2趾尖を正面に
  • 左右足を平行(踵部間を20cm程度開ける)で立位

 

膝窩中央から踵骨上縁を結ぶ線を3等分した下1/3と、

 

アキレス腱中央を結ぶ線と踵骨中央から結んだ線のなす角度を測定します。

 

正常値は5°外反!

 

LHAの低下は、距骨下関節回外

LHAの増大は、距骨下関節回内

 

外果上下のカーブによる評価

腹臥位で、ベッドから足部だけ外に出しての評価になります。

 

足部後方からみた、外果の上下のカーブで判断します。

 

  • 外果上部のカーブが大きい→距骨下関節回外位
  • 外果下部のカーブが大きい→距骨下関節回内位
  • 二つのカーブが一緒→中間位

 

これは背臥位でやってもある程度一致するのではないかと思います。

 

あと別の方法としては、上下のカーブが同じになる所の関節肢位で、回外か回内の傾向を判断したりもます。

 

詳しい、アライメント評価はこちら↓

足部アライメントの評価方法!!

 

Chopart関節の評価

徒手的に、距骨下関節中間位に固定して、中足部を内外転させることにより、Chopart関節外転アライメントおよび可動性評価ができます。

 

Lisfranc関節の評価

Lisfranc関節は、X線上または中足骨アライメントの触診や、第3中足骨と足部長軸(踵骨中央と第2中足骨頭を結ぶ直線)との位置関係によって、アライメントを分類する方法があります。

 

足部アーチのタイプ

先ほど、距骨下関節、chopart関節、lisfranc関節の評価について書きましたが、

 

上の図の、非荷重位での図に当てはめて考えると、大まかな足部タイプに分類することができます。

 

さらにその他の荷重位での評価をプラスすると、信頼性が出てきます。

 

タイプ1(中間型)

  • 全ての関節は中間位
  • 片脚立位母趾球荷重時にも足部内側縦アーチの過剰な降下は認められない

 

タイプ2A(軽度扁平型)

  • 距骨下関節は中間位または回内位
  • chopart関節は中間位で外転可動性過剰
  • lisfranc関節は中間位から内転位
  • 片脚立位母趾球荷重時に内側縦アーチはchopart関節レベルで降下
  • 舟状骨結節の突出

 

タイプ2B(重度扁平型)

  • 距骨下関節は回内位
  • chopart関節は外転位で外転可動性過剰
  • 舟状骨は非荷重位でも突出
  • 片脚立位母趾球荷重時に足部内側縦アーチはchopart関節レベルで著しく降下

 

タイプ3(ハイアーチ型)

  • 距骨下関節は中間位から回外位
  • chopart関節は内転位で外転可動性減少
  • lisfranc関節は内転位
  • 片脚立位母趾球荷重時にも足部内側縦アーチの降下は生じない

 

タイプ別運動療法

タイプ2から解説していきます!

 

タイプ2

主に、

  • 距骨下関節過回内の抑制
  • chopart関節外転の抑制(chopart関節回内・内転可動性の改善)

 

これらを目的に介入していきます。

 

なので後脛骨筋や前脛骨筋のエクササイズなどが有効になります。

 

 

また、短腓骨筋や長腓骨筋の過緊張の可能性もあるので、柔軟性の改善を目的に徒手的介入も有効となります。

 

タイプ3

タイプ3では、

  • 距骨下関節回内可動性改善
  • chopart関節外転可動性改善

 

これらを目的に介入していきます。

 

タイプ2と逆の考え方になります。

 

腓骨筋のエクササイズを行うことで、外側のアーチを高め、chopart関節の可動性を高めます。

 

または立方骨部にパッドを挿入して、アーチを高めてあげるのもありですね。

 

特に外側のアーチは全てのタイプで降下がみられて重要になります。

 

chopart関節の外転可動性改善に対しては、母趾外転筋のリリースも有効になります。

 

さいごに

今回は足部アーチのタイプについて解説しました。

 

足部アーチによって、介入手段を検討することができるので、この分類は非常に助かるかなと思います。

 

扁平足で多いものとしては、外反母趾、シンスプリント、アキレス腱炎など。

 

ハイアーチで多いものとしては、足底腱膜炎かなと、

 

非荷重での足部をみていると個人的に考えています。

 

  • 距骨下関節
  • chopart関節
  • lisfranc関節

 

これらの評価をして、

 

  • 扁平足(軽度、重度)
  • ハイアーチ

 

分類して介入すると頭の中で整理されるのかなと思います!

 

それでは(*´꒳`*)

 

参考書籍

  1. 足部スポーツ障害治療の科学的基礎
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佐川 修平

佐川 修平

整形分野で働く現役理学療法士。 カラダに対するキヅキを与えられるセラピストになるのが目標。ブログの他にも、一般向けにセミナーやイベントなどを通じて情報発信中。

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