こんにちは!
今回も骨について解説していきます!

骨って色んな形がありますよね。よくみんなが想像する骨っていうのは、上の図のような、THE「骨」のようなものを想像しますが、この骨は「長管骨」という骨に分類される骨なんです。なので、ああいう骨はカラダの中にいくつもあります。
その他の骨も、もちろん分類されておりますので分かりやすく詳しく解説していきます!
骨の分類

- 長管骨(ちょうかんこつ)
- 短骨(たんこつ)
- 扁平骨(へんぺいこつ)
- 種子骨(しゅしこつ)
- 不規則骨(ふきそくこつ)
主にこれらの骨たちに分けられます。
長管骨は先ほども説明した通り、長くて管状の骨になります。

二の腕や前腕(ぜんわん)、太ももや下腿(かたい)の骨なんかはまさに長管骨に含まれます。
短骨は小さな骨たちになります。
手根骨(しゅこんこつ)や足根骨(そっこんこつ)が当てはまります。

手根骨は手の指の骨ではなくて、ちょうど手首あたりにある骨になります。
足根骨も同様で、足首側にあります。
ちなみに手と足でいうと、手の指、足の指は長管骨になります。
扁平骨は頭蓋骨を構成するような、薄っぺらい骨の分類になります。
薄っぺらい骨としては、カラダには他にどこがあるでしょう?
代表的なものでは肩甲骨(けんこうこつ)も同じく扁平骨に挙げられます。あとは、あばら骨も当てはまります。
種子骨で代表的なものは、膝蓋骨(しつがいこつ)になります。お皿の骨ですね。
種子骨自体、カラダの中では少ないのですが、実は足にもあるのです。
上の足の骨の図をご覧ください。足の指で一番大きな骨が親指になるのですが、指の骨に丸いものが2つあるのが分かると思います。あれは種子骨になります。
よく外反母趾(がいはんぼし)といって、親指が曲がってしまう状態になると、その部分に痛みが出ることもあります。
この種子骨、カラダに必要なさそうですよね?
私も最初は思ってました。「膝のお皿いらなくね?」
でもお皿があることで、筋肉の力が上手く伝達できるような仕組みになっているのです。
そのため、これがなくなると大変な自体になります。
お皿は大事なのです。
そして、不規則骨で代表的なものには、背骨の骨になります。
背骨はたくさんの骨が連なって、脊柱(せきちゅう)を作ります。
その脊柱の中には脊髄(せきずい)という大事な神経が入っているのですが、非常に複雑な骨の形をしています。
こういった、複雑な骨の形を持つ骨を不規則骨として分類しています。
今回は骨の分類について解説しました。
骨は進化の過程で様々な形に変化していきました。
それぞれの骨の形に違いがあるのはちゃんと訳があるんだということを知っておいてください。
お皿にはとてつもないパワーがあるのだということを笑
それでは!

佐川 修平

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