痛みがあって病院に行くと、
「炎症してるから痛いんですよ」
なんて言われた人もいるのではないのでしょうか?
っていうか炎症って?
医療従事者は当たり前のように使うけど、
一般の方は、コトバは知ってるけど、、、って感じです!
炎症って一体なんでしょう?
炎症とは?
炎症とは細胞傷害を伴う刺激に対する生体反応
本来、炎症は個体をまもるための生理的な反応
引用;シンプル病理学
炎症の本来のラテン語の意味は「火をつける」といわれ、
疾病や外傷による変化から開始されます。
どんなものが炎症と呼ぶのか?
- 蚊に刺されて赤く腫れ上がる
- 膝をぶつけて、腫れて痛い
- 引っ掻いてしまって、ミミズ腫れになった
これ全部炎症です!
炎症は原因を取り除き、その影響を修復する役割があります!

本来、この流れが絶対的です。
しかし、慢性炎症などの場合はこの流れが滞ってしまいます。
この炎症から修復の流れを阻害しないように注意が必要になります。
ちなみにアメーバのような単細胞生物には炎症はないそうです。
炎症は血管がある多細胞生物におこるそうです。
炎症の原因とは?
- 物理的刺激;やけど、外傷、放射線など
- 化学的刺激;塩酸など
- 循環障害
- 感染
- 自己免疫反応(アレルギー)
などなど原因はたくさんあります。
細胞傷害があっても、傷害程度や様々な要因で炎症の程度は変化します。
炎症徴候
炎症がおこると、ある徴候がおこります。
それは、、、
- 発赤
- 疼痛
- 熱感
- 腫脹
- それに伴う機能障害
上記4つとそれに伴う機能障害が徴候としてあります。
なので、手術した傷口周辺をみると、この徴候がみれると思います。
急性炎症の場合はアイシングが有効です!
アイシングについて詳しくはこちら→https://hitachiphysio.com/bukatu/icing/
治癒過程に影響する因子
局所的
- 創傷の種類、大きさ、場所
- 感染
- 血管供給
- 運動/過度の圧迫
- 異物の停留
全身的
- 年齢
- 感染症または疾病
- 代謝状態
- 栄養
- ホルモン
- 睡眠
一部引用;EBM物理療法
影響する因子に睡眠が入っていますが、これは僕が個人的に付け加えました。
理由はめっちゃ大事だからです。
特に深い睡眠は、治癒を促進させます。
治癒過程に影響するのはたくさんあり、複雑です。
傷の大きさでもそうですし、傷害部位の血行によっても変わります。
血行不良の傷害部位は、感染症にもおこりやすくなります。
血行不良部位の炎症は、アイシングは注意が必要になりますね。
年齢も当たり前ですが、高齢の方が治癒は遅いです。
そして栄養もかなり重要です!
カロリー摂取不足、
タンパク質、ビタミン、ミネラル、水分不足も治癒を遅延します。
バランスよく食べるのがベストですね。
炎症時にするべき事
一番は睡眠と栄養をしっかり確保できる環境を作ること。
そして物理療法が治癒には有効になります。
物理療法にはアイシングや超音波、電気療法などがあります。
炎症から治癒の流れの中で、どの物理療法を選択すれば良いかは病院の理学療法士に聞いてみるといいかもしれません。
それでは〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

佐川 修平

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