どうもです!
佐川修平です!
今回からは「カラダ知識」という企画の第1回目となります。
カラダ知識とは、単純にカラダの知識についての発信になるのですが、
より一般向けに特化して解剖学、生理学などの情報をわかりやすく解説していきます!
少しでもカラダの知識があることで怪我の予防につながるし、自身のカラダを見つめ直すきっかけになると思いますので、ご一読いただけたらと思います!
それでは最初の1回目は「骨の役割」についての解説になります。
骨はみなさんお馴染みだと思いますが、その役割ってなんだと思いますか?
答えられる一般の方はなかなかいないと思います。
詳しく解説していきます!
骨の役割とは
大きく分けると5つの機能に分けられます。
- 支持
- 保護
- 造血
- 貯蔵
- 運動の関与
これだけだと全くわかりませんね笑
ここからさらに解説していきます。

支持
まず支持に関しては、骨がいくつも合わさることによって骨格を形づくります。例えば立っている状態ならば、その骨格で支持することによって重力を地面に伝達して力を分散させることができます。
骨格がなければ、つまり骨がなければグニャリとなってしまうのが想像できるかと思います。
また、この骨格によって私達人間は形づくられている事になっています。他の動物の骨格を見れば、人間と骨格の作りが違うのは一目瞭然ですよね。
でもでも、恐竜だって大腿骨(だいたいこつ)という太ももの骨があるし、人間だって同じようにあるのです。
そう考えると、人間は宇宙からやってきたとかいう説は疑問に思ってしまいますよね笑
保護
骨というのはいろんな形があります。
例えば頭蓋骨(ずがいこつ)はいろんな骨が合わさって「脳を保護」しています。
頭蓋骨がなかったら、大変なのは想像つきますよね笑
また胸郭(きょうかく)も肺や心臓を保護している重要なものです。
この胸郭はいろんな骨によって構成されているのですが、その一つとして肋骨(ろっこつ)があります。
この肋骨も骨折することがありますが、咳のし過ぎで骨折してしまうことで有名です。
骨盤も同様にいくつかの骨で構成されており、内臓を保護する役割があります。
造血
「骨が血を造っている!?」なんて事を想像しにくいですが、本当に造っています。
今回は細かく説明しないですが、血液の中の血球という物を造っており、赤血球や白血球といったものが当てはまります。
この造血は骨髄(こつずい)という場所で作られており、骨の内部で行われます。
骨髄移植とか、名称はよく聞き覚えがあると思います。
貯蔵
「骨を強くするにはカルシウムを一杯取りなさい」といわれた方もいると思いますが、そのカルシウムの貯蔵庫の役割に骨が挙げられます。
ちなみにカルシウムを一杯とれば骨が強くなるというのは少し間違っています笑
これはグル◯サミンと一緒ですが、それを摂取すれば必ず目的の場所に届くかといったら、ちょっと難しいのです、、、
このカルシウムは骨を構成する要素の一つですが、カラダの中ではカルシウムを必要な時が多くあるので、カラダの中でカルシウム量が足りなくなれば骨からカルシウムを血液中に放出し、逆に血液中のカルシウム量が多ければ、骨に貯蓄するようにしています。
これを無意識のうちに私たちは調整しているのです。
凄すぎです。
ちなみに骨はカルシウムだけではなくリンなども貯蔵しています。
運動の関与
骨は運動にも関与しています。
運動といえば「筋肉」が思い付きますが、この筋肉が付着している大部分が骨になります。
つまり骨がないと筋肉が付く場所もないので、カラダを動かすのが困難になります。
骨折した事がある人は分かると思いますが、骨折した部位の周りの筋肉は物凄く弱くなります。
骨と筋肉というのはとても関係が深いという事になりますね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
骨の役割について簡単に解説させていただきました。
5つの主な役割があり、骨というのはとても重要な組織だという事が改めてわかります。
- カラダを支持する
- 骨同士が骨格を作り、脳や内臓を守っている
- 白血球や赤血球などを造っている
- カラダが使う、カルシウムなどを貯蓄している
- 筋肉がいっぱい付いている
これらから、
骨折などのケガをしたら全身に影響を及ぼす事が想像できたのではないかと思います!
今後も解剖学や生理学といったカラダの知識について発信していきたいと思います!
それでは!

佐川 修平

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