こんにちは!
今回は姿勢についてお伝えします!
姿勢の重要性は皆さん既に知っているとは思いますが、なかなか自分で姿勢がどうなってるかは分からないことが多いです!
姿勢は、生活習慣や昔のケガなどに大きく影響を受けます。
例えば、
- 食事の時にテレビを見ているが、いつも右側にテレビがあるため、首を右に回して見ている
- 右膝が痛くなって、カラダを反対に傾けるクセがついた
こういう状態が長期的に続くと、姿勢にも影響を受けることになります。
ちなみに、よく姿勢で左右差がないかどうかを気にされる方がいますが、誰しも必ず左右差はあります。
そもそも、利き手がある時点で姿勢や動きの左右差は出やすい状態にはあるので、基本的には誰しもが多少なりとも左右差はあって当然です。
しかし、この左右差が大きくなったり、明らかに見た目で左右差があると、痛みやケガの可能性が高くなるのは事実です。
簡単なテストをしてみましょう!
①バンザイ
②足を組む(左右差を確認)
どちらかの腕が挙がりにくい、
どちらかの足を組むのがやりずらい、、、、
そんな事を感じた方は左右差があると思われます!
でも心配しないでください!
どこも痛くない人でも、何も生活で問題ない人でも左右差は感じるはずです。
まずは、自分のカラダを意識する(自覚する)という事が大事になります。
では、このチェックで左右差があると姿勢にどう影響するのでしょうか?
目次
左右差があると姿勢にどう影響する?
カラダの動きや硬さに左右差があると姿勢にどのように影響するのでしょうか?
カラダの中で生活習慣などの影響を一番受けやすいのは、「背骨(脊柱せきちゅう)」です!
カラダの動きや硬さに左右差があると、背骨の動きにも左右差が出てきます。
また、逆も然りで背骨が硬くなると、腕や足などの動きにも左右差や動かしにくさが出てきます。
前回のチェックで左右差が顕著な人ほど背骨も硬くなっているはずです。
背骨の硬さが顕著になると、
・背骨が伸ばせなくなり、丸くなる(猫背)
・背骨の左右の動きが硬くなり、背骨がゆがむ
このように、見た目や姿勢にも大きく影響してきます。
つまり、
動きに左右差がある→背骨が硬くなる→猫背や背骨が歪む→姿勢が悪くなる
なので、バンザイがしにくい、足が組みにくいという人は、まずは背骨の柔軟性を見つめ直す必要があるかと思います。
もちろんバンザイは肩自体、足を組むのは股関節自体が硬いこともあります。
姿勢のチェック
上記で伝えたように、姿勢が悪いと背骨の柔軟性が悪くなっている事が多いです。
実際に背骨の柔軟性や姿勢が悪いかを確認するのにはどうすればいいのでしょうか?
立って出来る姿勢チェック
壁を使った簡単な方法があります。
- 壁にカラダをつける
- 頭、肩甲骨、お尻、ふくらはぎ、カカトを壁につける
これだけです!
腰の部分に手がスッと入るぐらいがちょうどいいと言われています。
この姿勢が自然と保てないと、猫背や反り腰などの可能性があります。
背骨の歪みチェック
左右の背骨が歪んでるかどうかのチェックです。
動かしにくさに左右差があると歪みがある可能性があります。
姿勢の分類
正しい姿勢はどういった姿勢でしょう?

簡単に説明すると、
耳、肩、股関節、外くるぶしよりちょっと前
これが一直線になっていれば正しい姿勢と言われています。
これに当てはまらないと、正しい姿勢ではないといいうことですが、
姿勢は大まかに以下に分けられます。

図;PILATES Masteryから引用
上の図で左から順番に、
- 腰の骨が反っている
- 腰骨が反って、骨盤が前に倒れている、猫背
- 背骨の弯曲が少ない
- 後ろにのけ反っている、骨盤が後ろに倒れている、猫背
簡単にいうとこんな姿勢に分けられます。
ではこの中で一番どの姿勢が多いと言われているかわかりますか?
実は1番右の姿勢です。
この姿勢をとるとお腹がポッコリ前に出る様な姿勢になります。
デスクワークの方などもこの姿勢をとることが多いです。
この姿勢ものすごく多いです笑
この姿勢だと、猫背にもなってしまうので、頭が前に出るような姿勢を取ります。
こういう姿勢を長く続けると、肩の痛みや腰の痛みに繋がります。
なのでしっかり正しい姿勢を取れるようになることが大事になります!
是非、携帯でも自分の横から見た姿勢をとってみましょう!
以前も話した通り、姿勢が悪いと硬くなりやすい場所はやっぱり背骨です。
そこをしっかり柔軟性を改善してあげないといけません。
姿勢、背骨の歪み改善のワーク
姿勢や背骨の歪みを改善するワークの紹介になります。
呼吸を使った、姿勢改善ストレッチ
- 頭の後ろに手を回す
- 胸を捻るように横に捻る
- 最終域で止まって、深呼吸を数回行う
もう一つ、
- 頭の後ろに手を回す
- 胸の部分を横に倒す
- 最終域で止まって、深呼吸を数回行う
簡単です。
ストレッチ前後で違いがすごく分かると思います。
ポイントは、
頭の手は軽く添えるぐらいです。
そして、骨盤や足がなるべく動かないように気を付ける事です!
タオルを使った、姿勢改善ストレッチ
タオルを使ったストレッチになります。
- タオルを細長く丸める
- 背骨に反ってタオルを置いて、仰向けに寝る
- バンザイ、または深呼吸をする
もう一つ、
- タオルを細長く丸める
- 肩甲骨の下の位置に、横にタオルを置く
- バンザイ、または深呼吸をする
タオルの厚さはお好みでOKです!
やった後にバンザイなどで確認すると腕のあがりやすさが分かると思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
もちろん姿勢を改善するためには、背骨以外が原因となっていることもあります。
ですが、それ以前に背骨も硬くなっている事が多いため、まずは背骨を柔軟性改善をお勧めします。
ぜひ参考にしてみてください!
それでは(*´꒳`*)

佐川 修平

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