【記事のポイント】
- 背骨の中でも胸椎の柔軟性が重要
- 胸椎は猫背や側弯(背骨がずれる)に関係
- 胸椎の動きの制限は肩や首、腰の痛みに繋がる
こんにちは!
今回は背骨のお話です!
「ちょっと猫背が気になる」、「最近背中が丸くなった」
なんて声聞きますが、これは背骨のある部位が硬くなることで起こってくる状態です!
背骨はカラダの中心に位置しており、「体幹」を構成し、手足の運動の際には筋活動が最初に起こります。
とても大事な部位になります!
今回は背骨のお話ですが、柔軟性を何故出した方がいいのか、そして背骨の柔軟性を出すためのエクササイズを、お伝えしていきます!
目次
背骨について
背骨というのは主に脊柱(せきちゅう)の事を表してます!
この背骨は役割を持っていて、
- カラダを支える(支持)
- カラダを動かす(運動)
- 神経の保護
この3つが主な機能になっています。
カラダを支える、カラダを動かすという役割があることから、背骨の大事さがわかります。
3つ目の神経の保護というのは、背骨を形成する骨の中を、脊髄(せきずい)という脳から出ている太い神経が通ります。
背骨は衝撃などから神経を守る役割があります。
背骨または脊柱は、頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙椎(せんつい)、尾椎(びつい)からなります。
さらに頚椎、胸椎、腰椎は椎骨(ついこつ)という一つの骨がそれぞれ連結して成り立ちます。
大まかにいうと、
首の骨は頚椎で構成されます。首を曲げたり回したりするのに関与してきます。
腰椎は腰や骨盤の動きに関与してきます。
胸あたりは胸椎で構成され、胸椎には肋骨がつくため、胸郭(きょうかく)と呼ばれる胸を取り巻く骨格を形成しています。
特にこの胸椎は大きく動きを出すことが必要な部位になります。
この胸椎が固まってしまうと猫背や側弯(背骨がずれる)になってしまうこともあります。
実際にも、
背骨の中でも胸椎の動きが硬くなると様々な症状が出てくることが多いです。
なのでしっかり胸椎の動きを出して上げることが重要になります。
何故胸椎の動きは出した方がいいのか?
胸椎の動きを何故出した方がいいのでしょうか?
試しに一つ、ワークをしてみましょう!
- 椅子に座り、猫背(背中を丸める)の姿勢をとる
- バンザイをする
- 次に背筋を伸ばして、もう一度バンザイする
どちらの方がバンザイしやすいですか?
おそらく背筋を伸ばした方がバンザイしやすかったと思います。
このように、胸椎の動きが悪いと他の関節に影響を及ぼします。
なので胸椎が硬い状態で頑張って肩を動かすと怪我にも繋がります。
例えば五十肩や腱板損傷などがそうです。
肩の怪我だけではなく、他にも首の痛みや腰の痛みにも関係してきます。
胸椎と関係がある症状として挙げられるものは、
- 猫背
- 側弯(背骨がずれる)
- 遠くに手を伸ばしづらい(リーチ動作)
などがあります。
この症状がある場合は、ほぼ間違いなく胸椎の硬さがあります。
胸椎柔軟性改善のためのワーク
セルフでできる、胸椎の柔軟性改善のワークをお伝えします!
背骨伸ばしストレッチ
- うつ伏せで、足幅は拳一個分に広げる
- 腕は真横に開き、肘を曲げて、手を置く
- 恥骨を床に押し付け、お腹に力を入れる
- 反り腰にならないように気をつけながら、カラダを起こす
- カラダを起こしたまま、恥骨を床に押し付ける
- ゆっくりカラダを戻す
キャット&ドッグ
- 四つ這いで、股関節の真下に膝を置き、肩の真下に手を置く
- おへそを覗くように背中を丸める
- 前方を見るように顔を上げて、背中を反らせる
- 背骨を丸めるのと反らすのを交互に行う
背骨ひねりストレッチ
- あぐら姿勢で行う
- 胸の前で合掌する
- おへそは常に真正面を向きながら、顔と手を一緒にひねる
- 呼吸を止めずに交互に繰り返す
詳しい動画はこちら↓
是非お試しください!
それでは〜(*´꒳`*)

佐川 修平

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