浮き指と言われた人に必見!足が地面につかない原因と対策!

こんにちは!
本日は「浮き指」について解説していこうと思います。
ここ数年で有名になったワードだと思ってますが、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

【記事のポイント】

  • 浮き指は全年代でみられる症状
  • 浮き指の原因として姿勢や靴の影響などがある
  • 浮き指の改善には足のアーチを構成する筋やふくらはぎの筋肉のトレーニングが有効

この浮き指は年齢関係なく、起こります。
なぜ浮き指は起こってしまうのか、また対策はどんなことをすればいいな?

それでは、早速解説していきます!

「浮き指(うきゆび)」とは

浮き指とは「足の指が床から浮いている状態」を指します。
そのままです笑

浮き指の発生率についての研究も多くあり、
成人女性において足の指が地面に完全に設置しているのは半数に過ぎないという報告があります。
他の報告をみても男性より女性がなりやすい様です。また、幼児や高齢者でも浮き指の調査報告があり、半数以上が浮き指の報告が上がっており、全年代でみられる症状のようです。

何故「浮き指」がダメなのでしょうか?
それにはまず足の指の機能について知る必要があります。

足趾の機能は、地面を足趾・足底で掴む力、すなわち足趾把持力(そくしはじりょく)として表現されます。
足の指の機能は多くのことと関係しています。

  • 静止立位(止まって立っている状態)の安定
  • 片脚立ちの安定
  • 足の指の筋力と歩幅
  • 転倒
  • 運動パフォーマンス

このように、足の指を鍛える、つまり足趾把持力が強いということは、様々な良い効果がありそうなことがわかります。

よくタオルギャザーとよばれる、足の指でタオルを掴んで引き寄せるという運動は、足趾把持力を鍛えるには簡便なエクササイズの一つでもあります。転倒を予防する目的で高齢者に対して、指導する場面もよく見かけます。

ではなぜ浮き指になってしまうのでしょう?

浮き指の原因

原因として挙げられるのが、

  • 足の筋力低下によるもの
  • 履き物などの環境によるもの
  • 足の外傷の既往によるもの

この3つが主な原因だと思います。
ですが、その中でも「筋力低下」と「環境」は大きな要因となっている場合が多いと感じます。

それでは何故原因になるのかを解説していきます。

筋力低下による原因

足にはアーチ構造というものがあります。それがうまく機能してない状態を扁平足とよんだりしますが、
足のアーチを構成する筋肉には「足の指で踏ん張る筋肉」も含まれているため、足のアーチが機能していない場合は浮き指になる可能性が高くなります。

つまり、外反拇趾や扁平足の方は浮き指になりやすいという事になります。

この足のアーチが崩れてしまう要因には、姿勢も大きく関与しています。
「立った時に肩の高さが違う」、「横から見た姿勢が真っ直ぐじゃない」、「股関節が硬い」、という姿勢に左右差があったり、正常な姿勢と逸脱していると、足にも異常がみられることがあります。

環境による原因

個人的にはこの原因がかなり重要だと考えています。
特に履き物による原因が多いのではないかと考えます。

では、履き物のどういったところが問題になるのでしょうか。

  • 靴のサイズ
  • 靴ひもを結ばない
  • 踵を潰している
  • 足に負担がかかる靴ばかり履いている(ハイヒールやパンプスの様なもの)

これ以外にも靴の問題はありますが、この辺が重要だと考えます。

靴のサイズが実際の足より大きい場合、指を反らして靴の内部で押さえ付けてしまいます。こうすることで浮き指の原因につながります。
靴ひもを結ばない、踵を潰すなども同様です。靴の中で足が不安定になるため、指で靴をおさえることになります。
靴のサイズがきつくても同じ様に足の指を使えなくしてしまいます。

外傷既往によるもの

これはそのままで、足の指の骨折や足首の捻挫などの既往により、気付かない内に足の指の機能が低下してしまうという事です。

足首の捻挫も繰り返し起こっているものであれば注意が必要かもしれないですね。

浮き指のチェック方法

浮き指の確認は、立った状態で指が浮いているか、紙がスッと指と床の間に入るかなどなどありますが、
他にも、

  • 姿勢
  • 歩き方
  • 足の指がどれぐらい反るか
  • 足の裏に豆やタコがあるか

この辺で浮き指を判断していきます。

姿勢の左右差がある場合は前述した通り、足部の機能が低下している可能性があります。また、円背のような背中が丸まった姿勢はバランスを取るため浮き指を呈する場合があります。

歩き方に関しては、歩幅が狭い歩き方は浮き指になっている可能性が高いです。

また、浮き指の方は足の指を反らせるとかなり柔らかい傾向にあります。是非試してみてください。

そのほかに、浮き指の方は足のアーチ機能が低下している事が多いため、足の裏、特に指の付け根部分に痛みやタコ、豆が出来る場合があります。合わせてチェックしましょう!

浮き指の改善方法

横アーチの強化

これは指を地面で掴む筋肉のエクササイズ、または足の裏のアーチの活性化エクササイズの図になります。
図の中の説明は専門的な解説なので、気にしないでください笑

方法としては、
足の指の間に手を入れて、足の指を曲げ伸ばししてあげたり、足首を回してあげたりします。
そして、右の絵は指を曲げる運動ですが、タオルギャザーのように指でタオルを手繰り寄せるエクササイズでも全然構いません。

ふくらはぎの筋肉の強化

これも足のアーチ機能の強化に繋がります。親指側で体重を掛けるか、小指側で体重を掛けるかで働く筋肉が変わってくるため、どちらも行うようにしましょう!

慣れてきたら、片脚立ちをしながらつま先立ちをしてみるといいかもしれません。浮き指の方はこの動きは難しくなってくると思います。

さいごに

今回は浮き指について解説させていただきました。

改善方法のためのエクササイズも足に関しての事をまとめましたが、ほんとは全身やる必要があります。

先ほども解説した通り、姿勢や歩き方なども特徴があるため、足の筋トレをしただけでは完全に改善するかといったらなんとも言えないのが本音です。あとは靴もそうですね。
もし、もっと詳しく知りたいのなら、理学療法士など姿勢や動きを詳しく分析出来る人に相談するか、または医療機関に受診するのをおすすめします。

ですが、こういった簡単なエクササイズでも改善する人がいるのは事実です。
少しでも自分の身体のキヅキを知る事ができたら、とても嬉しいです。

それでは( *`ω´)

参考文献

  1. 加辺憲人:足趾の機能,理学療法科学,18(1),41-48,2003
  2. 村田伸:浮き趾と足趾機能ならびに静的・動的バランスとの関係,Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy Vol.6,No.4,165-169,2017

 

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佐川 修平

佐川 修平

整形分野で働く現役理学療法士。 カラダに対するキヅキを与えられるセラピストになるのが目標。ブログの他にも、一般向けにセミナーやイベントなどを通じて情報発信中。

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